『働き方改革』長時間労働の是正、具体的に解決をするポイント

『働き方改革』長時間労働の是正、実態を把握してるの?

少子高齢化による労働力不足の問題から、政府は『働き方改革』による法整備を急いでおります。その柱の一つに長時間労働の是正がありますが、あまり実態にそぐわない形で議論が進められているように思えます。長時間労働の是正は、非常に大切なことと思います。最近になって、大手企業から長時間労働が消えて行っているように、実感をしております。昔は、お客様やパートナーの人達と話をしても、皆さん毎日終電生活をしていたようでした。最近は、かなり早く帰宅が出来ているようです。しかし、良く話を聞いてみると、会社を退社するだけで、帰宅後に仕事をしているのが実態なのです。ある意味、裁量性なのかもしれませんが、形だけ長時間労働の是正をしているだけで、実態は、何も変わっていない、むしろ会社で仕事をしていた方が効率的で、生産性も上がるように思えます。企業側は、表向き長時間労働の是正に成功をし、帰宅後の未申告となる残業代が発生しないため、人件費の削減になるので良いと思っているのかもしれませんが、本当に、こんなやり方で良いのでしょうか?政府の『働き方改革』は、どんなに忙しくても月間100時間までとか、本当の意味で健康労働や長時間労働の是正に向き合っていないようにしか思えません。

無駄な時間にフォーカスを当てよう!

私も長い間サラリーマン生活を送ってきました。その中で、長時間労働に繋がる企業の悪い風習のようなものを、常に感じておりました。そういうところから、無駄な時間にフォーカスを当てて、出来るところから長時間労働の是正を行っていくべきと思います。そんな私が気が付いた悪い風習、制度をいくつか挙げてみます。

●無駄な会議が多すぎる

 兎も角、会議が多すぎます。また、必要な会議を必要な時間帯に必要なメンバーで行えばよいのですが、メンバーが集まれないから21時から会議をしようとか、その会議の議題には関係のないメンバーまで参加させることにより、集中した議論が出来ず、会議自体がダラダラして本来の主旨から外れてしまうようなことも多くありました。資料も少なくメンバーもピンポイントで、会議時間も1時間以内と決めて、それ以上の会議は無駄という意識付けをするなどすれば、大きな長時間労働の是正につながると思います。

●無駄な休憩時間

 労働法である一定時間を働いたら、一定の休憩を取らなければならないと決められております。良くあるケースが、この休憩を強要されて、そのまま集中して継続して仕事をすれば30分程度で終わる仕事を、手を休めて休憩をし、わざわざ遅い時間まで残業をするような方も多くいる実態があります。この例は結果として、法律が長時間労働へ導いてしまっているのです。この辺りも、法整備するのであれば、もう少し考えて欲しいと思います。

●フレックスタイム制のデメリット

 最近、『時差Biz』などフレキシブルな働き方で、通勤ラッシュを分散して、健康労働に繋げ、生産性の向上にも繋げようとするような動きも出て来ております。しかしフレックスタイム制は、かなり前から実施されており、大きなデメリットがあることは周知のことと思います。私の勤務していた会社もコアタイムが11時~15時のフレックスタイム制を導入しておりました。社員は、喜んでフレシキブルな働き方をしてりました。しかしながら、お客様が同じ時間帯で仕事をしていないと、サービスの低下につながり、業績に大きな影響を及ぼします。交代制の勤務体系を作って、補えばよいのかもしれませんが、本質とずれているように思えませんか。

裁量労働制がポイント

裁量労働制がポイントいう言葉を良く耳にします。労働を時間で管理するのではなく、裁量性を重んずることにより、長時間労働を是正して、生産性の向上につなげるという考え方でしょう。でも、この制度の導入には危険な部分があって、労働者は自分自身の評価のために、社外で仕事をして生産性を上げるようなことをするようになりかねません。また、暗黙の了解としてこれを認める企業も出てくることと思います。『働き方改革』長時間労働の是正で政府に、良く取り締まってもらいたいのは、このようなブラックな行為に対する監視ではないでしょうか?

≪まとめ≫

『働き方改革』の中で、長時間労働の是正を目玉の一つとしておりますが、非常に難しい課題であると思います。企業側は、長時間労働の是正をしても生産量を落としたくはありません。これを仕事の質で補おうとするのでしょうが、そんなに簡単なことではありません。『働き方改革』の他の目玉であるIT技術の導入や『テレワーク』、『ワークシェアリング』などを上手く利用して、本当の意味での健康労働と長時間労働の是正を目指したいと思います。

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