派遣社員は派遣先の施設を利用できないの?

派遣先企業が守らないといけない派遣社員に対してのルール

派遣社員に関する法律である労働派遣法では、派遣先企業が守るべきルールとして、「福利厚生施設を派遣社員も利用できるように配慮しないといけない」というものがあります。

簡単に言えば、派遣社員は派遣先企業にある施設を、正社員と同じように使用できるように、派遣先企業は配慮しなければいけないということです。

しかし、派遣社員がある施設を利用できないという、ルールが徹底されていない企業もあるのが現状です。

「派遣社員が施設を使えない」というツイートが話題に

今年11月に、ある派遣社員が派遣先の施設が使えないということを理由に訴える、というツイートが話題になりました。

その内容は、派遣先企業のウォーターサーバーに、「正社員以外使用禁止」という張り紙がされていたという内容のツイートです。

さらには、派遣先企業にある社員食堂も、派遣社員は使用できないというルールになっているというのです。

これは明らかに、労総派遣法の定義に反していると言えるでしょう。

このツイートが拡散され、「大手で働いている派遣社員は、施設を利用できないことが多くてひどい」といった、批判的な声が多数上がりました。

派遣社員が派遣先の施設を利用できないという旨のツイートは、他にもあります。

ある方は、休憩室や喫煙所を派遣社員が利用できなかったり、ロッカーでさえ使用禁止であったと言います。

このツイートをした方は、休憩をしっかり取ることもできず、昼食を自家用車の中で食べ、作業服から着替えることもできず、そのまま退勤するという状況だったようです。

派遣社員は差別を受けていると感じてしまう場合がある

先ほど紹介した、休憩所や社員食堂、ロッカーなどは、派遣社員も利用できるような福利厚生施設です。

しかし労働派遣法で定められているのは、あくまで「派遣社員が福利厚生施設を利用できるような配慮」の義務であって、違反していても罰することができません。

それでも、派遣社員が施設を使えないという現場では、オフィスの雰囲気が重苦しかったり、差別されている気がして辛かったという方が多いようです。

派遣社員の福利厚生施設使用に関するルールに違反することで一体何の意味があるのか、という疑問の声が多く上がっています。

今後、企業の生産性や働きやすさを重視するのであれば、このような措置をしている派遣先企業には、改善の余地があるでしょう。

まとめ

派遣社員は、派遣先の福利厚生施設を利用できることで、その企業の一員として気持ちよく働けるというのは、言うまでも無いことです。

働きやすい環境を努力して整えることを企業側は忘れてはいけません。

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