公務員って、正社員以外でも働いているの?
安定感がある職業として不動の地位を築く公務員
安定感のある職業として真っ先に挙がることも多い公務員ですが、主にどんな雇用形態で、働いている方が多いのでしょうか?
公務員は、正社員がほとんどだと思っている方もいるかもしれませんが、実はそれは大きな間違いです。
さまざまな雇用形態があり、また雇用形態によっては身分が変わってくる場合もあります。
公務員の主な雇用形態を紹介していきましょう。
公務員の主な雇用形態
・正社員(正規職員)
正式には「正規職員」と呼ばれる公務員は、公務員として働く期間に期限がないため、通常の企業で言うところの正社員にあたります。
正規職員の公務員には、法定の事由によるケース以外では、降任、免職されないということが定められています。
つまり、罪を犯したりしない限り、リストラされる心配はないということですね。
昇給や昇進も見込まれますが、異動や転勤の対象になることもあります。
・臨時的任用職員
職場に欠員ができたときなどに、緊急の措置として配属させることが、法律によって定められている公務員です。
「臨時職員」とも呼ばれています。
正規職員とは違い、無期で働くことはできないので、契約社員と同じような扱いですね。
大体は、6ヶ月前後で任期が区切られていて、任期の更新も1回しかできません。
ただ、働いている期間は、正規職員と同じような給与や待遇を受けることができる上に、仕事内容にもほとんど違いはありません。
そして、異動や転勤の対象にはなりません。
・再任用職員
定年退職などで、1度公務員を退職した方の中で、最大1年間まで再任用がされた公務員のことを指します。
再任用職員は、正規職員と同じフルタイムでの勤務と、短時間の勤務のどちらかで雇用されます。
経験は考慮されて採用されますが、給与に関しては基本的に経験は関係なく、再任用されたときに改めて評価をされて決定します。
まとめ
その他では、任期が最初から決まっている「任期付採用職員」や、「任期付短時間勤務職員」など、必ずしもすべての公務員が、リストラの心配なく働いているわけではありません。
あくまで、みなさんが思い描いている公務員は正規職員の公務員で、非正規雇用で働いている方も意外と多いのです。
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