派遣社員でも社会保険に加入できるの?

社会保険とは?

社会保険とは、健康保険、介護保険、厚生年金保険と一般的に労働保険と言われる雇用保険と労働災害保険の5つのことを言います。加入条件はそれぞれで異なります。
今回は、社会保険の中でも健康保険と介護保険、厚生年金保険について、下記のように説明を致します。

健康保険と厚生年金の加入条件とは?

健康保険と厚生年金の加入条件は、正規雇用労働者(正社員)であろうと非正規労働者(派遣社員、パート、アルバイト)を問わず下記の条件を全て満たしていれば、原則として強制的に加入しなければなりません。

1.週の所定労働時間が、正社員の4分の3以上の労働者であること

2.月の所定労働日数が、正社員の4分の3以上の労働者であること

3.2ヶ月+1日以上の雇用見込みがある者で日雇い若しくは短期雇用契約でない労働者であること

事業者(派遣会社)は、上記条件を満たす労働者を雇い入れた時は、速やかに社会保険事務所に対し健康保険と厚生年金保険の加入手続きを行わなければなりません。

平成28年10月に社会保険制度が改訂され、加入条件が下記のように緩和されております。

週の所定労働時間が20時間以上となる労働者であること

  週の所定労働時間が、正社員の4分の3以上で、月の所定労働日数が、正社員の4分の3以上の労働者から、20時間以上となる労働者に緩和されました。

一か月辺りの所定内賃金が88,000円以上の労働者であること

  但し、通勤交通費、賞与、残業代等は含みません。

1年以上継続した雇用契約の予定がある労働者であること

2ヶ月+1日以上の雇用見込みがある者で日雇い若しくは短期雇用契約でない労働者から、1年以上継続した雇用契約の予定がある労働者に緩和されました。

年齢による加入条件

  ①健康保険は、75歳未満の労働者(誕生日の前日まで)であること

  ②介護保険は、満40歳以上65歳未満の労働者(誕生日前日から加入)であること

  ③厚生年金保険は、満70歳未満の労働者(誕生日前日まで)であること

年齢による加入条件時は、上記の通りですが、50歳を超えていても、全然セーフです。健康保険は満75歳の誕生日を迎えるまで加入することが出来ます。
事業主と折半で支払うことになりますので、労働者の負担は半額で済むことになります。また厚生年金も、未払いの期間は受給対象外となりませんが、通算10年以上納付していれば、受給資格が得ることができます。
厚生年金も、満70歳の誕生日まで加入できますので、老後のことも考えて通算して10年以上納付をする労働者は小額でも老後に年金を受給できます。

介護保険は、満40歳から満65歳の誕生日を迎えるまで、自動的に加入対象となります。
介護保険料についても、事業主と折半での納付となります。平成28年9月からは、総支給額の1.58%となり、その半分が本人の納付額となります。

所属する会社において、社会保険が適用されている従業員が501人以上であること(派遣社員も含む)

夜間、定時性に通う学生(一般的な学生は対象外)であること

今回は、派遣社員を対象にお話をしておりますので、学生については詳しい説明は行いませんが、親の扶養下にある時は年収に応じた状況により、社会保険の加入対象になる可能性があります。その際、親の扶養控除にも影響がでますのでご注意下さい。

≪総 論≫

健康保険、介護保険、厚生年金保険は、上記条件を満たすことにより、派遣会社は、速やかに最寄りの社会保険事務所で加入手続きをしなければなりません。社会保険の加入は、義務化されておりますので、必ず登録する派遣会社と確認を行っておきましょう。

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